未来のインターネット

10年後、インターネットはどうなっているだろうか。

 

「人間は誰も使っていない」

 

理由は、もうメリットよりデメリットが上回るから。

 

それゆえ、ネット上は、サロンのような閉じた情報空間が複数あらわれ、顧客を囲いこんで互いに断絶したまま、並立する状態になるだろう。

 

ではネット全体は、誰が使うのか?

 

マシンとソフトウェア。

 

マシンにとって、相互疎結合できるインターネットという土管ほど便利はものはない。ソフトウェアにとって、インターネットはコーパスの宝庫。自己学習にはすでに十分なほどだ。

 

人は、これらを通して「間接的に」インターネットを利用する。この2層構造が一般的になるだろう。

 

マシンとソフトウェアに共通する特徴はなんだろうか?

 

それは、広告を見ないということだ。