スタートアップの経営者はN国党から何を学ぶべきか

もちろん、炎上マーケティングの手法ではない。

 

教訓にすべきは組織論だ。

 

N国党という組織の最大の欠点は優秀なNo.2がいないということ。

党首が圧倒的に優秀なばかりに、幹部が育たない。

なによりぜんぶ自分でやりたがる。その徹底した人材不足。

彼らの選挙活動をよく見てみるといい。候補者の演説に党首がいちいち駆けつけているばかりか、すっかり候補者を食ってしまっている。これでは各個人のやる気はでず、早々に組織は回らなくなり、全くスケールしない。

 

 

これはそっくりそのまま起業の組織作りに当てはまる。

スタートアップ企業がこうなってしまう最大のデメリットとは何だろうか?

 

それは、あなたがたにとって何より大切な、企業評価額が、全く上がっていかない、ということ。

 

投資家は御社の技術に投資するのではない。

人、とくに経営者の取り巻きをつぶさに観察してるのだということを忘れてはいけない。

 

超人的な一人の経営者が切り盛りするスタートアップの評価額は、優秀なエンジニア一人の人材獲得費用を超えることはない。

 

ではどうしたら良いだろうか?

 

とりあえず、今の目先の作業を、一度、やめてみようか。